多色小口生産に対応できる粉体塗料製造装置を導入
(塗料報知:2010/09/08記事)

粉体塗料市場では色替え対応や低温硬化、薄膜化と共に、少量多品種や短納期といった市場ニーズに対応できる多色小口生産化が強く望まれている。国内にはこのニーズに対応できるコンパクトで操作性の良い製造システムが十分ではなかった。そこで当社は粉体塗料を効率良く小口生産できるインドのマイクロ・パウダー・テック(MICRO POWDER TECH)社製の小口粉体塗料製造に必要な機器を導入。日本総代理店となって販売している。

マイクロ・パウダー・テック(以下MPT社)は1997年設立でインド、ニューデリーにある。小規模から中規模向けの粉体塗料製造装置に特化したユニークな会社である。機器製作とは別に、同社自身が粉体塗料を製造販売しているため、粉体塗料製造を熟知した上で機器を製作。これにより、顧客の生産計画に合わせた最適な機器を組み合わせて提案ができるのが強みだ。粉体塗料製造に必要な機器として、プレミキサー(ヘンシルミキサー)、エクストルーダ、チルローラ(冷却機)・フレイカー(粗粉砕機)のユニット、微粉砕機およびふるい機(振動式)を製作している。

エクストルーダはラボ用、生産能力が50~80kg/時間、120~160kg/時間、220~260kg/時間の4機種がそろう。ツインスクリューで色替えの迅速化を、着脱容易なスクリューとバレットをフルオープンさせることで実現。省スペース化を実現するため、チルローラを採用することで、エクストルーダからフレイクのでき上がるまでのシステムの長さが2m、幅が1m余りと非常にコンパクトな設計(生産能力が40kg)になっている。

また微粉砕機はラボ用、生産能力が80~100kg/時間、130~150kg/時間の3機種がある。6個のハンマーによる衝撃式で、コンパクトで効率的な能力を持っている。プレミキサー、チルローラおよびふるい機は生産能力に合わせたものを製作している。

また、集塵機もセットで供給される。集塵機に使用されているバッグは3mm厚5μm穴径の不織布製で十分な集塵能力を持っている。

MPT社の製作する機器は粉体塗料製造に必要な機能に忠実で基本を大切にしたオーソドックスな作りとなっているのが特徴である。塗料製造のコストダウンにつながる価格での提供をしており、例えば、30~50㎏/時間の製造に必要なヘンシルミキサー、エクストルーダ、チルローラ、粗粉砕機、微粉砕機、ふるい機のすべての機器の総額はメーカー出荷価格で1100万円である。

機器に必要な冷却水や冷却エアの供給装置も合わせてインド製を輸入してコストダウンを図っている。また当社は粉体塗料用の調色(CCM)システムは同じくインドのプレミアカラースキャン社のカラ上フボを販売している。

(ミツワテック 背戸柳 利隆)

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